レンドルミンの血中濃度・半減期・持続時間はどのくらい?

レンドルミンの持続時間は?そもそも半減期ってなに?

 

レンドルミンの血中濃度最大時間・半減期は、臨床試験のデータからある程度正確な数値が出されています。

 

血中濃度最大時間(Tmax) 半減期(t1/2)

約1時間

約7~8時間

参考ページ:レンドルミン添付文書

 

レンドルミンの血中濃度最大時間は約1時間となり、睡眠薬としてはある程度早く効果が出るタイプとなります。個人差はあるものの、だいたい、服用後30分ほどすると眠気が出てくるはずです。なので、服用したらすぐに横になって眠る体勢になる必要があります。

 

→正しい飲み方は?服用方法はジェネリックも同じ?

 

それでは、レンドルミンの持続時間はどのくらいでしょうか。おおよその時間は、半減期をみると分かります。半減期とは薬成分の血中濃度が半分になる時間をさします。レンドルミンの半減期は7時間ほどです。つまり、持続時間も同じくらいだと考えられます。

 

ただし、レンドルミンの持続時間には個人差があることを忘れてはいけません。レンドルミンを飲んだとしても、強い不安や重いうつ状態だったりすると、中途覚醒することがあります。また、効きすぎてしまうケースでは、寝つきは良くなったけれど寝過ごしてしまう、昼になっても頭がぼーっとするなんてこともあります。

 

このように、持続時間は人によって違いがあるのです。

 

眠れない 医師と相談して分量を増やす、効果の高い医薬品を変える
起きられない、起きた後眠い 分量を減らす、もっと弱い医薬品に変える

 

持続時間が自分に合っていないと思う人もいるかもしれません。そういった場合は我慢することはありません。上記のような対策をとることで改善できることもあります。持続時間をどうしたいかによって、医薬品の種類や服用方法は変わってきます。自分の生活リズムに合わせるためには、計画的に服用することが大切です。

 

レンドルミンを飲み忘れたらどうする?

 

レンドルミンは持続時間がかなり長い睡眠薬です。場合によっては、効果が翌日まで持続してしまうこともあります。そこで気になるのが、夜の服用をうっかり忘れてしまい、眠れなくなってしまうことです。

 

睡眠薬でよく問題になるのが「飲み忘れ」です。しかし、レンドルミンを飲み忘れても、それほど支障はないといえます。それは、レンドルミンの血中濃度最大時間が短いためです。レンドルミンの血中濃度が最大になる時間は約60分なので、飲み忘れに気づいた時点で服用すれば、およそ30分で効果があらわれます。たとえ飲み忘れたとしても、すぐ服用すれば、睡眠時間が大幅に減ることはないでしょう。

 

レンドルミンの飲み忘れに気づいて服用する場合、注意しなければならないポイントは血中濃度最大時間です。30分ならじゅうぶん余裕があるように思えますが、案外短いものなのです。なんとなくテレビをみたり、翌日の準備をしてしまうと、いつの間にか過ぎてしまいます。その結果、眠りにつく最適なタイミングを逃してしまうこともあるのです。そのため、あとからレンドルミンを服用するなら、余計なことはせず早めに布団に入り、眠気を待つことに集中しましょう。

 

肝障害や腎障害がある場合は血中濃度に気を付ける

 

レンドルミンは服用してから約45分で血中濃度が最大になります。そして、レンドルミンの成分が代謝・排泄されることで、すこしずつ血中濃度は低くなります。この代謝・排泄をしているのが、肝臓や腎臓です。

 

そのため、肝臓や腎臓の機能に問題がある人は、肝臓や腎臓がかかわる代謝・排泄がうまくいかないケースがあるのです。もし代謝・排泄する機能が低下しているなら、レンドルミンの代謝・排泄するスピードは遅くなる可能性があります。そうなれば、血中濃度が通常より高くなったり、血中濃度が下がりにくくなることもあります。たとえば、予想以上に眠気が強まったり、翌日まで眠気が続くといった困った事態もおこりうるのです。

 

このような事態を予防するため、肝臓や腎臓が弱っている人にかんしては、レンドルミンの服用量を減らすといった対策をすべきでしょう。ただ、減らす量について明確な基準がないため、医師に相談したうえでアドバイスを受けると安心です。また、健康診断などの検査結果で、肝臓や腎臓の数値が基準値を超えていると指摘を受けたなら、レンドルミンは慎重に服用するようにしましょう。

 

大切な予定ある場合、どのくらい前に服用をやめたほうがいい?

 

結婚式だったり、大切な取引先との打ち合わせだったり、レンドルミンが作用していると困るという場合もあるでしょう。そんなときは、どうしたら良いでしょうか。

 

まず、レンドルミンの半減期が7時間ほどであることを思いだしてみましょう。半減期は身体のなかの薬成分が半分になる時間ですから、7時間後では1/2に、14時間後では1/4になります。一般的には、そのくらいまで血中濃度が低ければ、大切な予定があったとしても困ることはないでしょう。

 

ただし、薬の効果には個人差があることを忘れてはいけません。たとえわずかでも薬成分が残っていれば、薬の作用が強く出てしまう人もなかにはいます。そういった可能性を考えて、薬を飲まない時間を多めにとっておくのが安心でしょう。少なくとも24時間、さらに余裕をもっておくなら2~3日レンドルミンを飲まないでおけば万全です。

 

しかし、大切な予定があるからとはいっても、かってにレンドルミンを中断するのは症状を悪化させるリスクがあります。たとえ忙しくても、前もって医師に相談し了承を得ることが大切です。せっかく大事な予定があるのに、より体調を悪化させることがないようにしましょう。